オーナーの八巻麻里が装いにアンティークジュエリーを上手に取り入れるアドバイスを連載形式で紹介します。
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小さなフェイスの時計をブレス風に
2 ネックレスは首に着けるだけではないのです
ブランドのバッグに自分だけの個性を持たせたい場合は、取っ手の部分に遊び心いっぱいの大ぶりのネックレスをひっかけてみてください。バッグの面がキャンパス、ネックレスが絵画のようになり、お互いが引き立ちます。だからネックレスは、遊び心旺盛のほうがいいですよ。
おすすめは、水晶やガラスの裏側から掘り込んで彩色したリバースインタリオ。おどけた犬の顔が何ともいえずかわいいでしょう?リングとお揃いですが、カバンを持った手に同じモチーフがあるというのも、おしゃれです。

3 バカンスはジャッキーのように
日本人は小柄なこともあり、パーティー以外で、大ぶりのイヤリング、ネックレス、ブローチを同時に身に着けることは、あまりないかもしれません。でもバカンス先では意外と活躍してくれます。人でごった返すリゾートや街並みの中では「少しやり過ぎかな」と思うくらいでちょうどなんですよ。コツは単色でトップスの色が必ず含まれていること。大ぶりでデザインも充実しているコスチュームジュエリーがいいですね。
これはハリウッド女優が競って身につけたというミリアム・ハスケル女史の作品。ベネチアンガラスとアンティークビーズが上品です。ケネディ大統領、大富豪のオナシス氏と結婚したジャックリーンもバカンスでコスチュームジュエリーを多用するのが大好きでした。

4 ビジネススーツも工夫次第
「仕事で黒や紺のビジネススーツを着るのでオシャレは無理」という声を聞くたびに、とても残念に思います。襟に小さなブローチをつけるだけで、装いが充実します。控えめだけどエレガントなものが理想。胸元は顔に近く、他人からの視線を受けるからです。写真の左右対称のシンプルなシルバーブローチは幅が6㎝、高さが2㎝という小ぶりなもの。細かいローズカットダイヤモンドの控えめな輝きと、揺れるパールが存在感を醸し出してくれます。お値段は25万円。小さくても主張するものがある一生もの。ビジネススーツ時の唯一のアクセサリーはやはり本物を。


5 カメオブローチを、こんな風に
先祖から引き継がれるジュエリーの中に必ずといってもいいほど存在するのがカメオブローチです。大ぶりだったりして使わない場合は、ひと工夫してペンダント風にコーディネートされてはいかがですか?
用意するのは無地のスカーフ。私は、長めで幅のあるアンティークレースを合わせます。そこにカメオブローチをつけて首元に巻きます。写真の重厚なシェルカメオは直径約7×8㎝というサイズ。ちょうどペンダントトップのような位置にくるでしょう?この方法をお客様にお伝えすると、とても喜ばれるので皆様にもご紹介します。
